2023年 07月 19日
ACコブラ |
イギリスのACカーズ製シャシーに、フォードの驚異的なエンジンを搭載。キャロル シェルビー率いるシェルビー・アメリカンが製造したモンスターが、ACコブラです。

単なる軽いクルマとデカいエンジンと思うなかれ。
アルミボディに4輪Wウィッシュボーン、ラック&ピニオンの操舵系という、1965年当時では最先端の高性能シャシーに、アルミヘッド+鍛造ピストン+ショートストロークの最強クラスのエンジンを搭載した、欧・米融合=世界最高を目指した究極の1台です。
当時の欧州には、低排気量エンジンながら軽量なアルミボディと高性能なシャシーで、峠やサーキットでの速さが自慢!というスポーツカーを製造するガレージメーカーがたくさんありましたが、マスタング(シャシーよりも大排気量V8を生かした性能)の大ヒットによって、ライトウエイトスポーツの座が揺らいだ時期。
そんなタイミングで欧州製の高性能シャシーにアメリカ製の7000cc V8を組み合わせたACコブラが発表され際のインパクトは絶大!注目が集まるのは当然です。さらにレースで抜群の性能を誇った事から、自動車史に残るレジェンドカーとなりました。
その圧倒的な性能は、当時のライバルを凌駕しただけに留まらず、30年に渡ってギネスレコードを保持し続けた事でも伝説となっています。
0-100-0、13.8秒。
よーいドンで時速160キロ(100マイル)まで加速し、そこからブレーキを踏んで停止するまでのタイムです。
歴代国産NAマシン最高峰の1台に数えられるNSX-Rでさえ16秒台といえば、ACコブラがどれだけ桁違いだったかが理解できると思います。
ちなみに、現在0-100-0の市販車レコードは、日本が誇る大出力エンジン&超高性能ブレーキを搭載したR35GT-Rでも、パワーウエイトレシオの数字で世界的に有名なケータハムスーパーセブンでもなく、ロードゴーイングレーサー、アルティマ(ウルティマ)GTRが持つ9.8秒とも9.4秒とも言われる数字です。
このタイムは一般的な「スポーツカー」や「スポーティカー」の市販車が容易に到達できる物ではなく、一線を越えた領域の超絶スーパーカー(ヴェイロンとかエンツォとかゾンダとかカレラGT)でさえ、ようやく挑戦権を獲得できるレベルの領域であり、他の追随を許さない隔絶した孤高の存在です。
当時のACコブラも、そんな存在だったのです。
ちなみにACコブラのサイズは、マスタングやコルベットのようなアメリカンスポーツと比較するとコンパクトですが、日本車で言う所の軽自動車やマツダロードスターほど小さいわけではありません。V8搭載のUZZ40ソアラ(レクサスSC)に近いサイズといえばイメージが摑みやすいでしょうか。

そんなレジェンド満載のACコブラ。オーナー様から乗りやすさや扱いやすさの向上を御相談頂いたエスコートの塩原氏が選択したのは、エーデルブロックのEFIキットとMoTeC ECUです。安くて実績のあるEFIキットで調子良くなるならば、わざわざワンオフ製作する必要はありません。使用するECUはMoTeC m800です。
最後の仕上げとなるセッティングの部分のお手伝いをやらせて頂きましたが、とにかくエンジンが凄い。
セッティングの結果ですが、さすがACコブラ。トルクが半端じゃありませんでした。
何を当たり前の事を言ってるんだ…と言われそうですが、3000rpmで発生する驚異の最大トルクと、低回転から発生し続ける最大パワーに、普段お目にかかれない7000ccの恐ろしさを目の当たりにしました。とても貴重な体験をさせて頂き、感謝感激です。

■おまけ■
ACコブラが搭載するスペシャルな427(7000cc)は、キャロル シェルビーがエンツォ フェラーリに一泡吹かせるために用意したエンジンという逸話が有名ですが、ライバルのフェラーリがACコブラの0-100-0に並ぶ市販車を発売したのは、20年後のF40。エンツォの遺作として有名ですが、こんな数字からも最後までライバルだったことを感じさせられます。

アルミボディに4輪Wウィッシュボーン、ラック&ピニオンの操舵系という、1965年当時では最先端の高性能シャシーに、アルミヘッド+鍛造ピストン+ショートストロークの最強クラスのエンジンを搭載した、欧・米融合=世界最高を目指した究極の1台です。
当時の欧州には、低排気量エンジンながら軽量なアルミボディと高性能なシャシーで、峠やサーキットでの速さが自慢!というスポーツカーを製造するガレージメーカーがたくさんありましたが、マスタング(シャシーよりも大排気量V8を生かした性能)の大ヒットによって、ライトウエイトスポーツの座が揺らいだ時期。
そんなタイミングで欧州製の高性能シャシーにアメリカ製の7000cc V8を組み合わせたACコブラが発表され際のインパクトは絶大!注目が集まるのは当然です。さらにレースで抜群の性能を誇った事から、自動車史に残るレジェンドカーとなりました。
その圧倒的な性能は、当時のライバルを凌駕しただけに留まらず、30年に渡ってギネスレコードを保持し続けた事でも伝説となっています。
0-100-0、13.8秒。
よーいドンで時速160キロ(100マイル)まで加速し、そこからブレーキを踏んで停止するまでのタイムです。
歴代国産NAマシン最高峰の1台に数えられるNSX-Rでさえ16秒台といえば、ACコブラがどれだけ桁違いだったかが理解できると思います。
ちなみに、現在0-100-0の市販車レコードは、日本が誇る大出力エンジン&超高性能ブレーキを搭載したR35GT-Rでも、パワーウエイトレシオの数字で世界的に有名なケータハムスーパーセブンでもなく、ロードゴーイングレーサー、アルティマ(ウルティマ)GTRが持つ9.8秒とも9.4秒とも言われる数字です。
このタイムは一般的な「スポーツカー」や「スポーティカー」の市販車が容易に到達できる物ではなく、一線を越えた領域の超絶スーパーカー(ヴェイロンとかエンツォとかゾンダとかカレラGT)でさえ、ようやく挑戦権を獲得できるレベルの領域であり、他の追随を許さない隔絶した孤高の存在です。
当時のACコブラも、そんな存在だったのです。
ちなみにACコブラのサイズは、マスタングやコルベットのようなアメリカンスポーツと比較するとコンパクトですが、日本車で言う所の軽自動車やマツダロードスターほど小さいわけではありません。V8搭載のUZZ40ソアラ(レクサスSC)に近いサイズといえばイメージが摑みやすいでしょうか。

最後の仕上げとなるセッティングの部分のお手伝いをやらせて頂きましたが、とにかくエンジンが凄い。
セッティングの結果ですが、さすがACコブラ。トルクが半端じゃありませんでした。
何を当たり前の事を言ってるんだ…と言われそうですが、3000rpmで発生する驚異の最大トルクと、低回転から発生し続ける最大パワーに、普段お目にかかれない7000ccの恐ろしさを目の当たりにしました。とても貴重な体験をさせて頂き、感謝感激です。

ACコブラが搭載するスペシャルな427(7000cc)は、キャロル シェルビーがエンツォ フェラーリに一泡吹かせるために用意したエンジンという逸話が有名ですが、ライバルのフェラーリがACコブラの0-100-0に並ぶ市販車を発売したのは、20年後のF40。エンツォの遺作として有名ですが、こんな数字からも最後までライバルだったことを感じさせられます。
by avo-motec
| 2023-07-19 12:33
| 取り付け調整
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