2023年 04月 25日
すごい34R! |
札幌のクルーズ様がいらっしゃいました。車輌はR34 GT-Rです。

ナンバー付きストリート仕様でありながら、サーキットのタイムアタックを楽しめる仕様です。
エンジンはブライアンクロワーのストローカーキットを使った2.8Lで、圧縮比は9.5。ターボチャージャーはギャレットG35-900(A/R1.01)を組み合わせています。
使用するMoTeC ECUはM130。クランク角センサーとカム角センサーは、弊社では定番のROSSパフォーマンスのキットを使わせて頂きました。


この34R、単純に■■製の部品や▲▲のパーツが付いています…の部分だけではなく、各部の加工やワンオフのサクションパイプ&タコ足など「吸排気の通り道」に対する考え方や作り込みが半端ではありません。
エンジニアの吉川氏が、見える部分(装着前の写真を頂きました)だけではなく、見えない部分まで考え抜き、こだわり抜いたと思える部分が各所にあります。


御指定のレース用ガソリンを使用してセッティング開始。青いグラフがブースト1.5キロ、赤いグラフが2.0キロです。
900ps級のBIGタービンにも関わらず、4890rpmで設定ブーストの2キロに到達し、一気にパワーが炸裂。これは間違いなく速いです。弊社のダイノで800psジャストなので、ローラー換算でHiブースト921~961ps/Loブースト808~843ps。
Hiブーストの2キロでは、これ以上ブーストを上げても出力があまり伸びずリスクだけ増してしまうため「2.2キロまで上げたら1000ps超えるかな」的な欲は出さない方が良いと判断しました。


エンジンはブライアンクロワーのストローカーキットを使った2.8Lで、圧縮比は9.5。ターボチャージャーはギャレットG35-900(A/R1.01)を組み合わせています。
使用するMoTeC ECUはM130。クランク角センサーとカム角センサーは、弊社では定番のROSSパフォーマンスのキットを使わせて頂きました。


エンジニアの吉川氏が、見える部分(装着前の写真を頂きました)だけではなく、見えない部分まで考え抜き、こだわり抜いたと思える部分が各所にあります。


900ps級のBIGタービンにも関わらず、4890rpmで設定ブーストの2キロに到達し、一気にパワーが炸裂。これは間違いなく速いです。弊社のダイノで800psジャストなので、ローラー換算でHiブースト921~961ps/Loブースト808~843ps。
Hiブーストの2キロでは、これ以上ブーストを上げても出力があまり伸びずリスクだけ増してしまうため「2.2キロまで上げたら1000ps超えるかな」的な欲は出さない方が良いと判断しました。

それともうひとつ。
700ps+級タービンをBIGシングルと呼んでいた時代とは違い、900psオーバーながら立ち上がりが早く、9000rpmとか10000rpmまで回すことも無く、8500rpm迄でキッチリ最大出力が出ている「理由のひとつ」はカムシャフト。超フルチューン仕様にも関わらず「288度の11.5mmリフト」のようなスペシャル品を使わず、ストリート仕様で定番の「HKS 272度STEP1」を組んでいるそうです。ハードチューン用パーツだらけな中、カムだけストリート用っぽい物が使われているように思う方も居ると思いますが、そのような組み合わせだからこそ幅の広いパワーバンドを実現できるのです。
もう少し上のパワーが…とか、もう少し立ち上がりを下から…と欲をかけば、希望通りそちら側に振った特性にはできると思いますが、下を欲張れば上が削れ、上を欲張れば下が削れるため、この狙い澄ました幅広いパワーバンドと高出力の両立は難しかったと思います(もちろんカムの選択だけではなく、すべてをバランスさせた結果のエンジン特性です)。
海外での人気に火が付き、歯止めの利かない価格高騰が続いているGT-Rですが、改めてRB26の奥深さと、最新チューニングの進化を感じることができました。
700ps+級タービンをBIGシングルと呼んでいた時代とは違い、900psオーバーながら立ち上がりが早く、9000rpmとか10000rpmまで回すことも無く、8500rpm迄でキッチリ最大出力が出ている「理由のひとつ」はカムシャフト。超フルチューン仕様にも関わらず「288度の11.5mmリフト」のようなスペシャル品を使わず、ストリート仕様で定番の「HKS 272度STEP1」を組んでいるそうです。ハードチューン用パーツだらけな中、カムだけストリート用っぽい物が使われているように思う方も居ると思いますが、そのような組み合わせだからこそ幅の広いパワーバンドを実現できるのです。
もう少し上のパワーが…とか、もう少し立ち上がりを下から…と欲をかけば、希望通りそちら側に振った特性にはできると思いますが、下を欲張れば上が削れ、上を欲張れば下が削れるため、この狙い澄ました幅広いパワーバンドと高出力の両立は難しかったと思います(もちろんカムの選択だけではなく、すべてをバランスさせた結果のエンジン特性です)。
海外での人気に火が付き、歯止めの利かない価格高騰が続いているGT-Rですが、改めてRB26の奥深さと、最新チューニングの進化を感じることができました。
by avo-motec
| 2023-04-25 15:42
| 取り付け調整
|
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