2023年 03月 29日
68年式マスタング |
御客様の68年式マスタングです。

映画「ブリッド」でスティーブ・マックイーンが駆るマスタングGTを彷彿させる
https://ca-times.brightspotcdn.com/dims4/default/d56ec73/2147483647/strip/true/crop/750x402+0+0/resize/1200x643!/format/webp/quality/80/?url=https%3A%2F%2Fcalifornia-times-brightspot.s3.amazonaws.com%2F71%2F12%2F18ff32f5014c0e47d9d5dcc7decd%2Fla-classic-steve-mcqueen-photo8
美しい…というか、どこからどう見ても新車です。

実は初代マスタング、アメリカでリプレイス品のモノコックボディ、ドア、トランクがセットで販売されている(しかも驚くほど安い)のをはじめ、新品の部品を買いそろえれば「欠品無しの新車」が完成してしまうほどにすべてが販売されているんです。
このマスタングもそんなリプレイス部品を使って仕上げているため、オーナー様によると「なんちゃって68年式」だそうですが、端から端まで完璧な新車にしか見えません。

搭載エンジンはFord460。7538ccで、デビュー当初のカタログ値は365馬力。警察(ポリスインターセプター)用にチューニングされた物は375ps(共にグロス値。実測値はかなり低いです)でした。
実は1年半前、オーナー様がまだこの車輌を製作中だった頃に最初の連絡を頂き、打ち合わせや部品チョイスの相談を経て、完成、慣らし運転、初期トラブルの対策など、すべて完了した状態で、ようやくエンジンをMoTeC制御化するべくお預かりしました。
で、車輌のお預かりの際…
MoTeC制御化した後に、次の計画としてオーナー様がプライベートで「電気配線をすべてMoTeC PDMで引き直す」ことを考えていると伺いました。実は他にもPDMで引き直しを計画している車輌があるらしく、せっかくなのでどこにどの配線を使えば良いのか、どのように引けば良いのか、アースをどう取れば良いのか、どうしたらダメなのか、最低限どうするべきか、という部分を丁寧に説明させて頂いたところ、エンジン配線だけではなく、PDM30と車体配線も弊社で製作する事となりました。
プライベートで作業する他の車輌の配線は、弊社で引き直したマスタングの配線を教科書代わりにすることで、万全を期す。という作戦です。

ちょっと話が逸れますが、MoTeCを初導入する遠方のショップさんも、m800を取り付ける最初の1台は弊社で取り付けし、2台目以降はその配線を参考に作業して頂く。というケースが多く、完成品を見て勘所を掴めると好評を頂いております。
オーナー様の究極の目的は、遠出ができるレベルで安心して乗れること。出先で故障してレッカー…の心配なく、どこにでも行き、安心して帰ってこれることです。
このため、故障しやすい社外の点火系はすべて撤去して、ダイレクトコイル化も御所望。シボレー用のコイルをプラグコードで接続しました。
ダイレクトコイルというと、国産スポーツカーで定番のコイルオンプラグをイメージする方が多いと思いますが、元々プラグコードだったエンジンにあれを付けるとなると、「わざわざステーを作って作業性を悪くする」感があり、メリットばかりでは無いことから、弊社では離した位置に取り付ける事が多いです。
インジェクション化するにあたり、肝心のスロットルや燃料デリバリー系は、オーナー様がエーデルブロック製のキットを持参してくださったので、多少の改造をおこない装着しました。車体を製作している最中に相談を頂いていた事もあり、燃料系はキャブレター用ではなくインジェクション用の高圧タイプを取り付けて来て下さいました。

ひとまず形にはなりましたが、キットのバタフライに付くスロットルリンケージがエアクリーナーに激しく当たってしまうため(クリーナーを猛烈に加工しても無駄でした)、仕方なくスロットルにザルを被せて対応。クリーナーは納車後にオーナー様が寸法を測って吟味することになりました。
エアクリが付いている画像が作業前で、ザルが付いている画像が作業後です。

セッティング作業の結果は、弊社のダイノで311.9ps(旧ローラーシャシダイ換算374.28ps)となりました。
「モーテック最高です。なんといってもアクセルレスポンス、フィーリングが段違いです。特にアクセルフィーリングの細かさはキャブでは絶対セッティングできないかと存じます。急にアクセル開ける、閉じるをするとキャブではエンストする場合もありますが全くそんな事ももちろんなく、ただただ素晴らしく乗りやすい車になりました」
後日オーナー様から喜びの連絡を頂き、私達も嬉しい限りです。さまざまな最新パーツを盛り込んだ新車然としたマスタング、とても貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました!

https://ca-times.brightspotcdn.com/dims4/default/d56ec73/2147483647/strip/true/crop/750x402+0+0/resize/1200x643!/format/webp/quality/80/?url=https%3A%2F%2Fcalifornia-times-brightspot.s3.amazonaws.com%2F71%2F12%2F18ff32f5014c0e47d9d5dcc7decd%2Fla-classic-steve-mcqueen-photo8
美しい…というか、どこからどう見ても新車です。

このマスタングもそんなリプレイス部品を使って仕上げているため、オーナー様によると「なんちゃって68年式」だそうですが、端から端まで完璧な新車にしか見えません。

実は1年半前、オーナー様がまだこの車輌を製作中だった頃に最初の連絡を頂き、打ち合わせや部品チョイスの相談を経て、完成、慣らし運転、初期トラブルの対策など、すべて完了した状態で、ようやくエンジンをMoTeC制御化するべくお預かりしました。
で、車輌のお預かりの際…
MoTeC制御化した後に、次の計画としてオーナー様がプライベートで「電気配線をすべてMoTeC PDMで引き直す」ことを考えていると伺いました。実は他にもPDMで引き直しを計画している車輌があるらしく、せっかくなのでどこにどの配線を使えば良いのか、どのように引けば良いのか、アースをどう取れば良いのか、どうしたらダメなのか、最低限どうするべきか、という部分を丁寧に説明させて頂いたところ、エンジン配線だけではなく、PDM30と車体配線も弊社で製作する事となりました。
プライベートで作業する他の車輌の配線は、弊社で引き直したマスタングの配線を教科書代わりにすることで、万全を期す。という作戦です。

オーナー様の究極の目的は、遠出ができるレベルで安心して乗れること。出先で故障してレッカー…の心配なく、どこにでも行き、安心して帰ってこれることです。
このため、故障しやすい社外の点火系はすべて撤去して、ダイレクトコイル化も御所望。シボレー用のコイルをプラグコードで接続しました。
ダイレクトコイルというと、国産スポーツカーで定番のコイルオンプラグをイメージする方が多いと思いますが、元々プラグコードだったエンジンにあれを付けるとなると、「わざわざステーを作って作業性を悪くする」感があり、メリットばかりでは無いことから、弊社では離した位置に取り付ける事が多いです。
インジェクション化するにあたり、肝心のスロットルや燃料デリバリー系は、オーナー様がエーデルブロック製のキットを持参してくださったので、多少の改造をおこない装着しました。車体を製作している最中に相談を頂いていた事もあり、燃料系はキャブレター用ではなくインジェクション用の高圧タイプを取り付けて来て下さいました。

エアクリが付いている画像が作業前で、ザルが付いている画像が作業後です。

「モーテック最高です。なんといってもアクセルレスポンス、フィーリングが段違いです。特にアクセルフィーリングの細かさはキャブでは絶対セッティングできないかと存じます。急にアクセル開ける、閉じるをするとキャブではエンストする場合もありますが全くそんな事ももちろんなく、ただただ素晴らしく乗りやすい車になりました」
後日オーナー様から喜びの連絡を頂き、私達も嬉しい限りです。さまざまな最新パーツを盛り込んだ新車然としたマスタング、とても貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました!
by avo-motec
| 2023-03-29 15:56
| 取り付け調整
|
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