2023年 03月 07日
貼り付けタイプの電動ファン |
電動ファンを付けたのにオーバーヒート気味。そんな問題を抱えている人は少なくないと思います。ラジエターに貼り付けるタイプの電動ファンは数多く販売されていて、想像を絶する風量を誇る物を海外から輸入している方もいらっしゃいます。
今回は、このラジエターに貼り付けるタイプの電動ファンについて説明します。
まず、このラジエターに直接貼り付けるタイプのファンですが、ストリート用ではありません。純正のファンと比較して圧倒的に風量が少ない物も多い…というのもありますが、そもそも風量以前の問題です。
まず、この丸いファンをラジエターに貼り付けて全開で回すと、この丸い部分の内側は猛烈な勢いで風が流れますが、ラジエター前は空気が減るので圧力が下がり、ラジエター後は空気が増えて圧力が上がる。もちろん、すぐに空気は高気圧から低気圧に流れてバランスを取ります。停車状態の場合、わざわざバンパーより外の外気を吸い込むよりも、圧の高いエンジンルームの熱気の方がラジエター前に出やすい。そして、前に出た熱気はさらに電動ファンに吸われて循環。これが、電動ファンを付けてもオーバーヒートが解消されない原因です。
バンパーの外からファンで外気を送っていたり、走行風で外気が導入される状態であれば問題ありませんが、停車中のアイドリングとなると、熱気の循環を止めることが出来ず、水温上昇が止まらなくなってしまいます。こうなるとMoTeCで制御していようがどうにもなりません。
もちろん、貼り付けタイプの電動ファンでもラジエターに充分なキャパシティがある場合には、水温上昇することなく使用できるケースはあるので、全否定するわけではありません。
でも、水温上昇が抑えられない場合には、純正ファンのようなシュラウドを装着して、ラジエター全面から空気を吸い出し、後方の空気が循環しないようにするなどの対策が必要です。また、同じような形状、サイズでも、羽根の形状やモーターのスペックの違いで風量に天と地ほどの差があるので御注意ください。
by avo-motec
| 2023-03-07 18:41
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