2022年 12月 23日
寒い日のエンジン始動 |
皆様のMoTeC、寒い朝の始動性は抜群でしょうか。
この時期だと朝イチの気温が0度以下の地域も多いと思います。
寒いとそれだけでガソリンは気化しにくくなります。冷え切った吸気ポートに付着したガソリンも気化しにくいため、多くが液体のままシリンダーに流れてしまいます。
ガソリンは-40度で気化しますが、それは-40度で一気に気化する…という話では無く、その温度から気化が始まるというだけです。気温やエンジン温度が高ければ高いほど気化しやすく、寒ければ気化しにくいのがガソリンです。当然、気化しなければ混合気は作れません。
ガソリンが気化しにくい気温でも、エンジンを始動させるにはどうすれば良いのか。答えは簡単で、暖かい季節と同じ量の混合気を作れば良いのです。
寒くてガソリンの気化速度が半分になっているならば、倍のガソリンを噴射すれば始動できる。ガソリンの気化速度が1/4ならば、4倍のガソリンを噴射すれば始動できる。
…という理屈が、温度ごとの補正です。
もちろん、寒かろうとエンジンの暖気が完了すれば、エンジンの熱でポートが暖まります。寒かろうとエンジンルーム内のすべてが一定温度以上になれば、吸気温度も上昇します。寒かろうとエンジンの熱でガソリンの温度も噴射する前に一定まで上昇します。つまり、暖気が終われば増量補正は必要無くなります。
「こんなに寒いのに本当に必要無いのかよ」
本当に必要な場合はMoTeCが自動で補正をおこないますので御安心ください。
MoTeCでは一般的に吸気と水温(エンジン温度)の温度補正を推奨していて、各温度に応じた補正をラムダ(空燃比)を見つつ調整できます。これ以外にも、必要であればガソリン温度による補正を加えることもできます。
寒い日、冷え切ったエンジンの始動が困難なようであれば、吸気や水温の補正を詰めることで解決しますので、ぜひお試し下さい。
by avo-motec
| 2022-12-23 15:13
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