2022年 01月 20日
6連電スロ! |
ラウンドエンジニアリング様のS30Zです。
チューナーの河上氏が、6連電スロの制御を勉強しにいらっしゃいました。
L型NAのドラッグレースシーンは、ここ数年激しく記録が入れ替わる激戦の様相です。エンジンチューニング+エアーシフターやシーケンシャルミッション仕様のマシンを、長年掛けて研ぎ澄ますように仕上げた彼等のマシンには、一朝一夕では届かない完成度を感じます。
が、その中でもMoTeC ECUでエンジン制御をしている車輌が、レースファンクション(ローンチコントロールやフラットシフト等のエンジン制御)を積極的に導入してきたことで、チューニングが大きく前進した感がありました。
ラウンドエンジニアリング様のS30Zですが、以前はMoTeC M600で制御されていましたが、現在は最新のMoTeC M1を使用したエンジン制御となっています。
そして、注目は6連スロットルを電子化していることです。
この6連電スロは、特別なスロットルを使用しているわけではありません。従来のスポーツインジェクション用スロットルの下にサーボモーターを追加して、MoTeC M1で制御しています。
このマシンはエアーシフターを装備しているため、シフトチェンジでアクセル操作は無く、スタートからゴールまでアクセル全開で走れます。
そのような仕様で6連スロットルを電スロ化しても、恐らくタイムアップには繋がりませんが、チューナーの河上氏は、まず自分の車輌を使って「MoTeC M1の多連スロットル制御」+「電子スロットル制御」を自由に使いこなせるようになろうとしています。
現段階の仕様では「それをやってもタイムアップしない」かもしれませんが、(以前紹介した通り)一般的なECUとMoTeC M1の電スロ制御は意味が違います。チューナーとして手札を増やすことで、次のステップやお客様の求める仕様に即応したいそうです。
やったことのない仕様や使ったことの無い部品を「お客様の車輌で実験する形で取り付け」ではなく、まず「デモカーで使いこなせるようになる」という段階を踏んでお客様に提供する …というのは、なかなか難しい部分です。ですが、スロットルの電子制御化は「制御の根幹」にあたる部分だけに、完璧に扱えるようになってから提供するという、河上氏の気概は並々ならぬ物があります。
これからのラウンドエンジニアリング流のL型チューニングからは、ますます目が離せません!
by avo-motec
| 2022-01-20 18:43
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