アライメントチューニングとデータロガー |
フロントタイヤの場合はキャスター角も加わって、舵角でキャンバー角を変化させるなど、速く走るためのアライメント調整は非常に奥が深い分野といえます。
アライメント調整とタイヤの関係については、尊敬する先生が判りやすく紹介しておりますので、そちらを是非ご覧になってください。
http://www.billion-inc.co.jp/lecture/no50.html
MoTeCのロガーを使ってタイヤ温度を計測する方法として、過去にはトレッド面の内側・中央・外側に温度センサーを装着し、ロガー上で各コーナーの温度状況を確認するのが定番でした。
当時は赤外線温度センサー3個を4輪に取り付けていたため、合計12チャンネルのインプットが必要でした。
シンプルに作りたいサーキット車輌にも関わらず、センサーの配線が増えてしまうのは好ましくありません。
現在はセンサーが進化し、各タイヤに1個、CAN接続なので配線もシンプル。
さらにデータロガーの高性能化が加わることで、驚くほど精密にトレッド面の温度をロギングできるようになりました。
この動画は海外で販売されているセンサーです。
MoTeCのロガーは汎用性に優れているため、さまざまなセンサーをユーザーの自由な発想で追加できます。
このセンサーも、そんな一環で使用可能なアイテムです。
サーキットごと、その日の路面コンディションごとの最適なアライメントセッティングを見極め、タイヤの性能を100%引き出す。
データロガーを有効活用すれば、、、
「たぶんこれくらい」 だったセッティングが 「これなら間違いない」 に変わるかも知れません。
データロガーは、セッティングをスマートに最適化できる秘密兵器です。
御質問などありましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。
温度センサーにつきましては以下のサイトを御参照願います。
Izze-Racing