レクサスIS改 2JZ |
東京オートサロンに出展するべく、ラストスパートが掛かっています。
近年の市販車は、メーターやABS、ミッション、エンジン、エアコンなど、車輌の各部に個別のコンピューターが搭載されていて、これらはCANというネットワークでそれぞれ情報を共有しています。
このため、ロムチューンなどで純正データのパラメーター変更はできても、フルコンで制御内容を丸ごと変更することは非常に難しいとされていました。
純正ECUでは制御不能レベルのチューニング(エンジンスワップなど)をやろうとすると、純正メーターが動かなくなったり、ABSが誤作動してしまいます。
最近のモデルに「エアコンもABSも純正メーターも無いレーシングカー」的なエンジンスワップ車輌は多くても、「ノーマル風な街乗り快適仕様」のエンジンスワップがほとんど無いのは、これが理由なのです。
しかし、バブル世代のエンジンには「チューニングパーツが多く、ノウハウが確立されている」という魅力があり、現代のスポーツカー&スポーティーカーには「ボディ剛性が高く足回りの設計が良い」「デザインが新しい」という魅力があるため、これらを融合させるエンジンスワップを実現させたい方は多いと思います。
この車輌は、そんな夢の実現を目指して、複数のショップが技術を結集して製作中です。
当然、日本全国どこでも継続車検可能な完全公認を、TIC様が目指します。
弊社もエンジン制御の部分で、微力ながら「お手伝い」させて頂くことになりました!