ディスプレイクリエーターの使用方法 その2 |
このような画像加工は慣れている人なら楽勝ですが、自動車関係とはスキルが異なるため、不慣れな人の方が多いと思います。
そこで今回は、画像1枚で手軽に作れる、人物を使用したメーターを作ってみます。
(画像は1枚ですが今回も切り抜き作業は必要です)
今回はトップフューエルレーシングの熊木氏の画像を使って、サンプルを作成しました。
まずは、熊木氏の上半身を切り抜き、
「腕だけ」と、
腕以外の「上半身」の2枚の画像にして保存します。
撮影場所の背景がメーターの背景色と同じ場合は、大雑把に切り抜いても大丈夫です。
今回は屋外で撮影したため、普通に切り抜きました。
作業のポイントは、
・なるべく綺麗に切り抜くこと
・腕だけの画像は真上を向けて保存すること
・保存形式は「.jpg」ではなく「.png」にすること
以上の3点です。
次に、ディスプレイクリエーターのテンプレートから、アナログメーター表示のタイプを選択します。
テンプレートが開いたら、まず上画像の①・メーターの針をダブルクリック。針が点線で囲まれます。
次に画面右側の②の部分の選択を切り替えます。
すると上のウインドウが表示されるので、左下のをクリックして、製作した腕の画像を選択します。
切り抜いた腕を保存する際のコツは、腕の中心線が垂直になるように調整しておきます。
こうすることで、メーターの針とベストなシンクロをします。
これで、タコメーターの針が熊木氏の腕になりました。
次は熊木氏の胴体です。
上の画像の赤丸部分のアイコンを選択して、胴体の画像をImportします。
Import後に画面をクリックすると、胴体が配置されます。
上の画像の赤丸部分をマウスでドラッグして、胴体のサイズと位置を決めてください。
配置場所が決まったら、画面右側のフォルダ部分に注目。
胴体の画像を、タコメーターのフォルダ[13]Ground RPMにドラッグ&ドロップします。
これで、他のタコメーターのデータと、熊木氏の画像がセットになります。
最後に、ショップのロゴ画像も同様の方法で配置してみました。
前回の女性型と比較すると、この作成方法では腕しか動きませんが、これはこれで別の趣があると思いますので、是非試してみてください。
テンプレートのデータは色々と用意されていますので、これらをベースにして、色々と試してみてください。
設定方法などを細かく確認すれば、ディスプレイクリエーターの使い方が理解できると思います。
今回の解説は、ご理解頂けましたでしょうか。
次回は、テンプレートを使わずに、オリジナルの配置を作る方法や、イラストを使う方法を紹介します!