ディスプレイクリエーターの使用方法 その1 |
ソフトは無料ダウンロードできます。
http://www.motec.com/filedownload.php/cdd_1.0.5.0041.exe?docid=4687
こういうソフトに詳しい方には説明不要かもしれませんが、何がなんだか判らない人のために、基本的な画面作成方法は、動画で色々と解説されています。
https://www.youtube.com/watch?v=efQObamSChw&wide
イチから勉強して作成したい人にはピッタリです。
弊社スタッフも色々と試してみましたが、「習うより慣れろ」の方が覚えが早いと感じました。
そこで、イチから勉強したくない人のために、出来合いのテンプレートをベースに加工する方法を紹介します。
これは2013年に開催されたPRIのMoTeCブースを紹介する動画です。
この動画の5分50秒の部分をチェックしてください。
この女性型タコメーターと同じ物を、いきなり作れと言われてもハードルが高すぎですが、これがどういう仕組みか判れば、画像を差し替えるだけで同じパターンのレイアウト作成が可能です。
まずは、最新版のディスプレイクリエーターをダウンロード(無料)して、インストールしてください。
ディスプレイクリエーターを開いて、左上のFileからNewを選択します。
使用予定のロガーを選択して下さい。ここではC125を選択します。
テンプレートのデータの中から、女性型を選択します。
ここで、女性型タコメーターのデータを操作できます。
画像の赤枠の部分を見ると、100rpmは画像A、200rpmは画像B…という具合に、エンジン回転数に応じて指定した女性の画像が表示されるように設定されているのが判ります。動画のように見えますが、実際は45枚の静止画の組み合わせです。
0~7000rpmまでのアナログ表示部分、ボートの画像、各メーカーなどのロゴは、すべて1枚の背景画像です。
女性の画像は、このように切り抜いた状態で使用しています。
切り抜いたフチと背景が同色(白)なので、ギリギリに切り抜かなくても綺麗に見えます。
もし切り抜かずに四角い画像を使用すると、背景の文字や数字が隠れてしまうため、すべての画像を切り抜く必要があります。
・背景が同色なら、切り抜く際に余白があっても大丈夫
・人物の画像はすべて切り抜く必要があります
・保存形式は「.jpg」ではなく「.png」にすること
切り抜き作業は別途画像を加工するソフトが必要ですが、このデータを使って画像を差し替えるだけで、同じ動きのメーターが完成します。
ご理解頂けましたでしょうか。
次回は、もっと簡単な方法で、人物の画像をメーターに使用する方法を紹介します。