マスタング その1 |
NOSを装着して、噴射と同時にモーテックで燃料増量と点火を遅角。
最初はシングルステージという、噴射と同時にドカンとパワーが上がる方式でしたが
2段階に噴射するセカンドステージ、3段階に噴射するサードステージと
時間を掛けてステップアップしてきました。
エンジンはフォードのV8です。
日本人のイメージでは、アメ車=なんでもV8 という感じかもしれませんが
フォードのマスタング、シボレー(GM)コルベット、ダッジ(クライスラー)バイパーは
ビッグ3と呼ばれるアメリカ三大自動車メーカーのトップモデルです。
当然、各メーカーがコダワリを込めて作り込んでいます。
日本車に例えるなら
日産のGT-R、トヨタのLF-A、ホンダのNSX、マツダのRX-7といったところです。
NOSで猛烈な加速が楽しめるようになりましたが
さらなるパワーアップを求めて、
新井さんはアメリカからターボネティックス製のボルトオンターボキットを輸入!
下からトルクのある600ps仕様が完成しました。
じゅうぶんに凄い仕様だったのですが
排圧が上がってしまい、高回転の伸びがイマイチという側面がありました。
パワーになれてくると、やはり上を狙いたくなります。
そこで今回は、タービンをTO4Zにステップアップしました。
パワーは650psオーバーで、レブリミットまで引っ張れるエンジンになりました。
2500rpmでトルクが50キロも出ているので、下から猛烈な加速を味わえます。
ちなみに、これはドラッグレースに出場する際の、レースガスを使用した際のパワーです。
普段はハイオク仕様のセッティングで街乗りをしています。