R35GT-R用MoTeC M1パッケージ! |
日本国内のR35GT-RのECUチューニングは、ロムの書き換えが大半です。
しかし、ロムチューニングでは味わえないエンジンレスポンスを求めるライトチューンから、ハードに造り込んだエンジンの性能を引き出すフルチューンまで、徐々にR35 GT-R + フルコンの認知度が上がり、採用してくださるショップ様が増えてきました。
このGT-Rは、富山県のサブライブ様のデモカーで、ナンバー付きドラッグレース車輌。MoTeC M1 GT-Rパッケージを採用してくださることになり、フルチューンエンジンに合わせた初期設定や、使用環境に合わせた各種セーフティロック(安全装置)の設定を、お手伝いさせて頂きました。
さらにMoTeC M1のセーフティロックは、例えばブーストリミッターを2キロに設定しておくと、2キロ以上のブースト設定を受け付けずにリミッターが入ります。これとは別にサージタンク圧(MAP)リミッターを2キロに設定すれば、実際のブーストが2キロを超えた際にもリミッターが掛かります。
このように、各設定やセンサー数値それぞれにセーフティロックを掛けることで、エンジンの保護を二重三重におこない、機械的なトラブルが発生した際に、最悪の状況が起きるリスクを最小限にできるのも特徴です。
実戦でブーストを3キロ前後までアップした際も、そのまま走ることができるように設定も完了。
9月10日に富士スピードウェイで開催されるR'sミーティングで出走する予定ですので、生まれ変わったサブライブGT-Rの生の走りを、是非見に来てください!