レストアにPDM! |
"配線革命" PDM
お陰様で国産旧車をはじめ、これまで配線関係を「見て見ぬ振りをしてきたとしか思えない」カウンタックや縦目世代のメルセデスなど、数多くのレストア現場からお問い合わせを頂き、MilSpecワイヤーと併せて御採用頂いております。
特に今年は、新規の板金およびレストア専門店様が数多く導入してくださったこともあり、旧車に装着する際の特殊な事例について、弊社もたくさん勉強させて頂きました。
クラシックカーは「フルオリジナルに限りなく近い方が良い」という意見には賛成です。ただし、それは博物館に展示する場合の話です。
このままだと車両火災になるのでは…という状態を「見なかったことにして」イベントなどで走行するのは、イベント妨害のテロリストと大差ない行為です。
近年、クラシックカーは価格が高騰したこともあって、これまで以上に大切に乗っていこうと考える方が増えてきています。
キャブレターのオーバーホールや燃料タンク内の腐蝕対策も大事ですが、キャブレターまでの燃料配管も同じように大事です。プラグやコイルも大事ですが、プラグコードも同じように大事です。
この程度のことは、言われなくても誰でも判ることだと思いますが、なぜか電球やバッテリー、オルタネーターは交換しても、配線やリレーとなると、常識的に危険なレベルにも関わらず「見て見ぬ振り」や「なかったこと」にされるケースが多いようです。
しかし、エンジンオーバーホールなどの重整備や、ボディのレストアと同じくらい、電気配線のレストアは重要。
そんな配線作業を手軽におこなえ、シンプルにリフレッシュできるのがPDMです。
PDMを初めて御購入頂いた際は、弊社スタッフによるレクチャーからはじまり、実際に配線作業する際の不明点のサポート、ソフトを使用する際の不明点のサポートを通じて、PDMの扱い方をマスターして頂いております。
遠方のお客様も、配線とソフトウェア用の日本語マニュアルを読んで頂き、不明な点はお電話やメールで対応させて頂いております。
実際に、スイッチを入れればON、スイッチを切ればOFFという単純な設定ならば、誰でもすぐに設定できるほど簡単なシステムです。
単純なON/OFFスイッチとして利用する場合も、アクセサリースイッチをOFFにすれば全電源OFFにしたり、アクセサリースイッチがOFFでもホーンやハザードは作動できるなど、自由に設定することができます。
また、スイッチOFFから2秒後に消灯させたり、時計などを常時電源で稼働させるような小技も簡単に設定できます。
もちろん、機能を使いこなせるようになれば、アイデア次第で自由に応用が可能です。