バーキン7 4AG 5バルブ |
元々セッティングに問題がある状態だったようで、調子が悪い状態を改善するべくR Magic様に入庫したそうです。
状態を改善するためにMoTeC ECU制御を選択してくださいました。
MoTeC ECUに限らず、純正ECUを撤去してフルコンのみで完全制御をおこなう場合、単純に配線を繋ぐだけでは問題が起きがちです。
配線の繋ぎ間違いは論外ですが、点火系から発生する「ノイズ」で、センサー信号に問題が発生するような「目に見えない問題」まで解消する必要があります。
R Magic様はMoTeC ECU初導入ですが、すべての問題をクリアして完全に引き直してありました。流石です。
エンジン本体は完全ノーマルの4A-Gで、すごく短いファンネル、集合までが異常に長いタコ足(よくスーパー7に付いてるアレ)、テックアート製のダイレクトイグニッションが装着してあります。
AE111用4A-Gの特徴は、感動するほど細いコンロッドです。
内部パーツに究極の軽量化を追求している、本当に素晴らしいエンジンなのですが、当然ながらモアパワーには耐えられません。
腰下ノーマルなら180ps前後、200psを目指すのであればコンロッド交換。
これ以上は5バルブには超えられない壁なので(バルブステムが細く、強化スプリングを使うと折れやすい)、そこから先のパワーをヘッドで出す場合は、AE92後期の方が有利です。
セッティング担当の大原氏に、弊社の高橋がECUマネージャー(セッティング用ソフト)の扱い方を講習させて頂きました。
ちなみに写真の場所は、R Magicファクトリーの「完全防音+完璧換気のシャーシダイナモ室」。
素晴らしい設備に感動しました!
講習の翌日から、シャーシダイナモ+実走でセッティングを詰めたそうで、大原氏から、他ではなかなか味わえないレベルのアクセルレスポンスに仕上がったと、絶賛頂きました。
オーナー様にも喜んで頂けたとのことで、我々も嬉しい限りです。
詳細は大原氏のブログを御参照ください!
http://minkara.carview.co.jp/userid/154459/blog/38374176/