ヤマハ FZS SVHO |
エンジニアの小西氏によると、非常に「足回りが良い」艇だそうです。
4輪や2輪では当たり前ですが、船舶でも「足」と表現するのを初めて知りました。
マリンメカニック埼玉店様というと、フルチューンのイメージが強いですが、このFZSはノーマルに限りなく近い「レジャーユースにもフィードバックできる仕様」です。
エンジン本体はもちろん、燃料ポンプやインジェクター、マフラーなど完全ノーマルのまま、MoTeC M1でセッティングを詰めて、乗りやすさとパワーを追求しています。
サチュレートのポイントがノーマルの8300rpmから8500rpmオーバーまで伸びているので、単純にこの部分だけを見てもパワーの差は歴然です!
弊社スタッフは、このエンジンのヘッドに付いている小さなセンサーに注目。
これは極小のクランク角センサーです。
許可を頂いて、サイズを詳細に計測させて頂きました。
弊社では、クランク角センサーを新規に製作したり、純正の位置から移設するような作業が頻繁にあります。また、各ショップ様からワンオフに関するアドバイスを求められることも多いため、初めて見るセンサーには過剰に反応してしまうのです(笑)
他にも気になるセンサーがあるのですが、それはまた別の機会に紹介します。