フェラーリ308クアトロバルボーレ その8 |
デリバリーパイプに燃料を引き、サージタンクの純正インジェクター(コールドスタートバルブ)が付いていた部分に、弊社のアイドルコントロールバルブを取り付けました。
夏でも冬でも一発始動、エアコンONでアイドルアップなど、現代では当たり前の制御ができます。ただし、現代では当たり前のアイドリングストップはできません(笑)
点火系は、純正デスビのままでもmotecで制御できますが、信頼性を向上させるためにデスビを撤去しました。
やり方はいろいろあるのですが、今回は市販のコイルを4個使用しています。各バンクごとに2個使用した同時点火です。
大きい部分の作業は、このくらいで終了です。
地味な部分では、REF/SYNCのクランク角センサーを追加したり、水温・吸気温センサーも取り付けています。
キーをひねるだけで一発でエンジンが掛かり、普通にアンドリングしているのをオーナー様にも確認して頂きました。
このあとシャーシダイナモで全域のセッティングをやりますが、その前に万全を期するため、消耗部品のレストア作業をおこないます。
オーナー様御指定の信頼できるファクトリーは、弊社もお世話になっている水上自動車様です!