世界大会に向けてSeaDooセッティング |
近所の川まで移動して、SeaDooの現車(?)セッティングサポートをします。
この2艇は、来月アメリカで行われる大会に参加するので、最終調整です。
手前が竹野下選手、奥が生駒選手のマシンで、エンジンの仕様は、ほぼ同じ。エキゾーストハウジングやフロントパイプを二重にして、水冷化しているのは以前紹介しましたが、どちらにも採用されています。
国内のレースでは、騒音の問題などからエンジン出力を「自粛」していますが、海外用のエンジンは本気のフルチューン仕様です。
マリンメカニック様のチームの強さの秘密は、トータルでレベルが高いことに他なりませんが、その中でも驚きなのが「埼玉の川でセッティングして、海外のレースで表彰台に登っている」という事実です。
世界大会では、当然ながら各メーカーのワークスチームが、スペシャルチューニング&スタッフ勢揃いという万全の体制で挑んできます。
そんな世界のワークス勢を相手に、エンジンセッティングという部分だけは、埼玉の川でセッティングした状態で対等以上の勝負をしているのです。
現地まで足を運んでセッティングをしたいのは山々なのですが、現地サポートができない弊社に代わり、今回もMoTeC M1の補正機能に完璧な仕事を期待します!