CBR1000 |
ただし来たのはエンジンです。
鈴鹿のよろしくエノドック様からの御依頼で、M800の初期設定とアイドリング調整です。
上の回転はエンジンベンチで仕上げるそうです。
スロットルに付く緑色のヤツがインジェクターです。
エアクリーナーBOXにもインジェクターが付きます。
こちらはスロットル正面から燃料を噴射します。F1みたいですね。
このように、1気筒あたり2本のインジェクターを使用しているため、
M800のハイ/ローインジェクション制御を使用します。
補機類の組み立てが終わりました。
オーバルなラジエターがカッコ良いですね。
上にある黒いのは燃料タンク。
右に見えるのは、鈴鹿から持参してくださったデスクトップPC。ベンチ用です。
この状態でエンジンに火を入れてアイドリングまで調整します。
アクセルも、当然こんな感じです。
ダッシュロガーSDL3は、ダイヤルゲージかよっ!…という感じで付いています(笑)
初期設定からアイドリング領域、空ぶかしなどのセッティングは、無事に完了しました。
このような形は初めてですが、バイクへのMoTeC ECU装着や
セッティングのサポートも大歓迎です。
ちなみに、
CBR1000はイグナイターが無く、純正ECUが点火系とセットで制御しています。
自動車の制御も近年はこのタイプが増えてきています。
純正ECUを外してMoTeC ECUで完全制御をおこなう場合には、
別途イグナイターが必要になりますので、忘れずにイグナイターを新設しましょう。
34Rのようにイグナイター内蔵コイルの場合は、無くても大丈夫です。