TA63セリカ その3 |
富士スピードウェイで開催されるアメフェスのドラッグレースに
お客様の新井様が愛車のマスタングで出走します。
当社のチーフが現地でサポートしていますので、
発見したらMoTeC製品について遠慮なく質問攻めにしてあげてください!
セリカはスロットルポジションセンサーの装着です。
これがサージタンクから取り外したスロットルで、左側にある黒い箱が、、、
スイッチタイプのスロットルセンサーです。
中はこのような感じになっています。
中央の茶色いパーツがバタフライと一緒に回転する構造です。
スロットルが全閉(つまりアイドリング)の時は、中央の接点が上の接点と接触(写真上)。
この状態ではECUはアイドリングのマップを読みます。
スロットルが開くと、中央の接点は上の接点から離れて下の接点と接触します。
この状態で、走行状態のマップを読むのです。
(ちなみに上下両方の接点と接触しない中間状態になると、エアコンONでアイドルアップします)
AE86の純正スロットルにも装着されているのですが
これではスロットル開度が正確に計測できません。
スロットル開度を使ったセッティングや加速増量など、できないことが多いです。
スイッチ式のセンサーから、MoTeCのスロポジセンサーに変更しました。
実際のセッティングでは、ターボなのでサージタンクにMAPセンサーを装着して
回転×MAPのDジェトロ+スロットル補正での調整となります。