ケーニッヒ コンペティション エボリューション その10 |
燃料配管が終わり、サージタンクを装着しました。
エアバルブやブローバイの配管などをチーフがどんどん製作していきます。
上はベンダーでエアバルブの配管を製作しているところです。
曲げたアルミパイプを黒く塗装して、サージタンクに取り付けました。
テスタロッサは左右のヘッドの後端にデスビが装着されています。
ダイレクトイグニッション化してデスビを撤去する方法もありますが
今回はデスビを生かした状態で、この部分にクランク角センサーを装着します。
こうなりました。
デスビとヘッドの間にあるのがクランク角センサーです。
後ろから見て、向かって右側のヘッドに装着したRefセンサーです。
12本の歯が付いているのが特徴です。
左側のヘッドに装着したSyncセンサーは、歯が1本です。
これは12気筒だから歯が12本あるのではありません。
MoTeCと相性良く使えるクランク角センサーとして、当社で製作した物です。
3気筒の軽自動車から12気筒のスーパーカーまで、どんな車種にも使用します。
(装着できるスペースがある場合に限ります)
インジェクション化に際して必要になるパーツが、すべて装着されました。
燃料漏れ、オイル漏れなどの確認をしつつ、いよいよエンジン始動です。