マスタング その2 |
ストリートで快適に乗れる仕様のまま、速さを追求しています。
純正のレザーインテリアを残しているのがポイントです。
ステアリング右側の赤いボタンは、ドラッグスタートに必須のトランスブレーキ。
左の青いボタンを加速中に押すと、任意でNOSのサードステージが噴射します。
メーターは
右のHKS製がブースト、左下がNOSのガス圧、左上がATの油温です。
インパネのメーターは純正です。
ステアリングコラム上にシフトタイミングライトを取り付けています。
ATもトルコンも強化してあります。
ATセレクターの前には、追加スイッチが並びます。
一番左をONにすると、NOSのボトルの栓が自動で開きつつ
ボトルヒーターもONになります。
左から2番目のボタンが、3ステージあるNOSの2ステージ目を
アクティブにするスイッチです。
左から3番目が、NOSの3ステージ目をアクティブにするスイッチ。
一番左は、モーテックのデータを切り替えるスイッチです。
OFFにしている際は、通常のハイオクに最適な空燃比と点火時期。
ONでelfのレースガスに最適な空燃比と点火時期のセッティングに切り替えられます。
まったく違うセッティングデータを複数入れることができるのは
モーテックの面白い機能のひとつです
ドラッグレースの時はデフロックするくらいがベスト。ただし普段はオープンデフで充分。
バキバキするのは街中で乗りづらいですよね。
そこで、このマスタングには面白いデフが付いています。
電磁クラッチ式のデフです。
普段はオープンデフですが、赤いライト付きのボタンをONにすると
電磁式のデフがロックして、ドラッグ用になるんです。
日本で大人気のLSDとは構造も考え方も違います。
オープンかデフロックのみ!
ドラッグレース大国のアメリカだけに、日本とはパーツもひと味違います。
街乗りかドラッグレースだけの新井さんに、ピッタリの装備です。
ちなみにその下にあるのが、NOSのメインスイッチで
右上にあるのがPLMという、モーテックのラムダメーター(空燃比計)です。
トランクに固定するNOSのボトルは、何とカーボン製!
オレンジ色の巻いてあるのがボトルヒーター。
ガスの温度を上げることで、噴射圧の低下を防ぎます。
青いアルマイトのパーツが、電動オープナー。
スイッチひとつで栓を開閉してくれるので、非常に便利です。
新井さんのマスタングをセッティングする際に
何度もNOSの噴射テストをおこないましたが、やはりNOSは面白いです!
ドカンと突き飛ばされるような加速は本当にシビレちゃいます。
というワケで、当社の営業車にも久々にNOSを搭載しちゃおう!という機運が到来!!
本当に搭載する際は、改めて紹介しようと思います。