ケーニッヒ コンペティション エボリューション その4 |
銀色のカバーを外すと、金色のフタが見えます。
エンジンが空気を吸い込んだり、ターボのブーストが掛かると
空気の流れでフタが下に下がります。
当社マネージャーの大ざっぱな図で説明すると
このフタは燃料系のフラップに繋がっているそうです。
(※本当はこんなに雑ではなく、もっと精密な機構です)
吸気の流れでフタが下がると、燃料系のフラップも下がって
燃料デスビ(?)を介して各気筒に燃料が送られます。
高回転や高ブーストで空気がたくさん通過すると、フタが下まで下がるので
燃料のフラップも大きく開いて、燃料もたくさん流れます。
これで空燃比の帳尻が合うのです。
M800の制御では、この周辺の機構は使わなくなります。
でも、いつでもKEジェトロニックに戻せるように、取り外さずに作業していきます。