ケーニッヒ コンペティション エボリューション その2 |
ケーニッヒコンペティションエボリューションのベースはフェラーリ・テスタロッサです。
この車輌にはF113Bというエンジンが搭載されています。
純正の制御はKEジェトロニックという方式です。
元はNAのエンジンに、ボルトオンでツインターボ+ツインインタークーラーを搭載。
左右バンクに対して、完全に左右対称でシステムを構築しています。
国産車だと平成元年に登場したZ32が初の左右対称ツインターボですが
ケーニッヒがこのレイアウトを世に出したのはZ32が登場する5年も前です。
素晴らし過ぎて言葉も出ません。
解りやすく図にすると、こんな感じです。(当社マネージャーの自信たっぷり図)
図のスロットルの上にサージタンクが乗っかります。
次回は燃料系をバラしながら、KEジェトロニックについて解説しようと思います。